今回はフィリピンの美しいリゾート地、ボホール島に行ってきましたので、その魅力を紹介したいと思います。

まず向かったのはパングラオ島のアロナビーチ。白い砂浜とエメラルドグリーンの海が広がる楽園のような場所で、昼間は透き通る青い海が広がり、波の音が心地よく響き渡ります。ビーチ沿いにはヤシの木が並び、のんびりとハンモックに揺られながら、南国の風を感じる至福のひととき。
夕暮れ時には、空がオレンジやピンクに染まり、美しいサンセットが水平線を彩ります。

アロナビーチのもう一つの魅力は、そのグルメの充実度です。ビーチサイドやビーチ周辺には世界中の料理が楽しめるレストランが立ち並び、どこに入るか迷ってしまうほど!
バーベキューでは、香ばしく焼かれたチキンやポークを頬張り、ジュワッと広がる旨味に感動しました。タイ料理のトムヤムクンは絶妙な辛さと酸味が効いていて、暑い気候にぴったりの爽やかさ。新鮮なマグロのカマを炭火でじっくり焼いた料理は、ふっくらとした身と炭の香ばしさが相まって絶品です!そして、インドカレーはスパイスの効いた濃厚なルーがもちもちのナンと相性抜群。どの料理も大満足で、胃袋を刺激する美食の数々に終始舌鼓を打ちました。

ボホール島では、一日ツアーに参加し、世界的にも有名なチョコレートヒルズを訪れました。大小1,000以上の円錐形の丘が広がる壮観な景色は、まるで異世界に迷い込んだような感覚にさせてくれます。乾季には丘がチョコレート色に染まるということでこのような名前で呼ばれているとのこと。
どこまでも続く幻想的な風景に圧倒されますよ~!。
展望台から見下ろすと、その規模の大きさに改めて驚かされ、まるで絵画のような光景が広がります。

チョコレートヒルズへ向かう途中の田園風景も素晴らしく、緑豊かな大地がどこまでも続いています。小さな村を通り抜けると、のどかな農村の風景が広がり、牛を引いて田んぼを耕す農夫の姿や、子どもたちが川辺で遊ぶ様子が見られました。そんな自然と調和した景色を眺めながら、心が穏やかになるのを感じ、「また訪れたい」という思いが募りました。

また、このツアーでは世界一小さいメガネザル「ターシャ」にも出会うことができました。手のひらに乗るほどの小さな体に大きな瞳を持つターシャは、森の中でひっそりと枝にしがみついており、その可愛らしさに思わず見入ってしまいました。ターシャは夜行性で、昼間はとてもおとなしく、ゆっくりとした動きが特徴的。ガイドの説明によると、ターシャはとても繊細な生き物で、ストレスを受けやすいため、慎重に接することが大切なのだとか。そんな繊細な生き物が自然の中で生きる姿を間近に見られたことは、貴重な経験となりました。

滞在中は、アロナビーチでシュノーケリングやアイランドホッピングでエンジョイ!
透明度の高い海では、カラフルな熱帯魚が泳ぎ、珊瑚礁の間を優雅に舞う姿が見られます。ボートで少し沖に出ると、イルカの群れが現れ、船の周りを跳ねる姿に大感動!
ボホールの海の豊かさを改めて実感し、自然の美しさに心が洗われた次第です。

夜は再び美食三昧。地元の市場で新鮮な魚介を選び、その場で調理してもらうディナーを堪能しました。甘辛いソースで味付けされたエビのグリルや、シンプルに塩で焼かれたロブスターなど、贅沢な食事が並びます。冷えたビールとともに味わいながら、波の音を聞きつつ旅の思い出を振り返る時間は、何にも代えがたい幸せでした。

どうでしょう?
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最終日には、ビーチで最後のひとときを楽しみながら、名残惜しくもボホール島を後にしました。
美しい自然、豊かなグルメ、可愛らしい動物たちとの触れ合いに満ちたこの旅は、心に深く刻まれる素晴らしい体験となりました。また機会があれば、ぜひ再訪したいと思います。